はじめに
どーも、介ゴ士パパJです。
今回はバリデーションの基本的な態度やテクニックを紹介していきたいと思います。
この記事を読んでいただけたら大まかにバリデーションと言うものを把握することができると思います。ぜひお付き合いください。
研修にて、バリデーションと出会う。
先日、研修に行ってきました。その研修のテーマとなっていたものが【バリデーション】だったのです。
介護士の仕事を始めて5年ほどになりますが、今回初めてバリデーションを学びました。
その研修の先生がとても魅力的で、内容も面白かったので今回シェアしたいと思った次第です。
バリデーションってな〜に?
そもそもバリデーションってどんな意味なんでしょうか。
意味を調べてみると、直訳では「検証」「証明」なんて出てきます。
介護で「検証」「証明」?
よくわかんないですよね。
もうちょっと調べてみると「確認」と言う意味も出てきます。
介護でいうところのバリデーションとは、
利用者さんが感じている世界、世界観を否定せずに受け入れること。
そして、
介護者も、そちらの世界に入らせてもらって接していく。
そんなイメージのようです。
バリデーションを意識した接し方とは?
例えば部屋に利用者さんと介護者2人きりだったとしましょう。
利用者さん:あら、かわいいお嬢ちゃんが来たね。(実際には来ていない)
介護者:(誰もいませんよ。とは言わず)何歳くらいですかねぇ?
利用者さん:まだ3才くらいかねぇ‥
介護者:そうですねぇ。
こんな感じのイメージですかね。
バリデーションの考え方を知っておくだけでも。
こういう対応をしていくことで、利用者さんも否定されて混乱することなく、ご自分のイメージの中で癒されていくのかもしれません。
介護の現場では自然に行われている方法かもしれませんが、認知症の方との関わりが少ない場合や、自分の家族が突然こういうことを言い出した場合、
「何言ってるの?」
「誰もいないじゃない。」
「しっかりしてよ!」
と怒ってしまうかもしれません。
これも仕方のない反応だと思います。
自分の親が突然、変なこと言い出したらすぐには受け入れられないでしょう。時間は必要なんだと思います。
ですがバリデーションの考え方を知っていれば、
「そういえば認知症の人には、その人の世界観があるんだった。」
「否定せずに付き合ってみよう。」
など、のちのちお互いにとってストレスのない関わりができるようになるかもしれません。
まとめ
ということで今回は「バリデーション」についてご紹介してみました。
認知症の方とのコミュニケーションはときにはお互いイライラしたり、一筋縄ではいかないのは重々承知なのですが、
今回ご紹介したバリデーションが少しでもお役に立てば幸いです。ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。介ゴ士パパJでございました。
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